テラダインの温室効果ガス排出量の大部分は社屋からです。したがって当社では、社屋からの温室効果ガスの排出量を減らすための対策を講じてきました。目標の達成に向けた当社の戦略には、エネルギー使用の効率化、環境にやさしい電力供給への移行、持続可能な輸送の促進が含まれます。

温室効果ガスの排出量削減を目指すプロジェクトには、照明の大規模改修や、暖房、換気、空調の効率化のほか、オンサイトでの再生可能エネルギーの生産が含まれます(実現可能な場合)。持続可能な輸送を促進するためのサポートでは、当社はこれまでどおり、電気自動車の充電ステーションの設置、自転車通勤の実現、自動車の相乗りや公共交通機関での移動の促進を図ります。また、当社の計画には、資源の保護やリサイクルの実施も含まれます。このような活動を総合的に行うことで、テラダインは気候フットプリントを軽減します。

代替エネルギーの可能性のある分野については、米国マサチューセッツ州ノースレディングの本社に640 kW、カリフォルニア州アゴーラヒルズの拠点に208 kWの太陽光発電装置を設置しました。その他の拠点でも、太陽エネルギーや再生可能エネルギーの可能性を評価しています。

一方、当社の小規模な賃貸オフィスでは、不動産管理と連携して改善を行うことができる分野を検討しています。これらの改善活動には、効率化を目的とした照明の改修やビルディング・システムのアップグレードが含まれます。

テラダインでは、天然資源の使用状況を追跡するとともに、当社の温室効果ガスの排出量を算出しており、そのデータを分析して、重要な改善領域にターゲットを絞っています。

テラダインは、「カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト」(Carbon Disclosure Project)に年次報告書を提出すると同時に、一般にも公開しています。テラダインの最新および過去の報告書については、カーボン・ディスクロージャーに関するWebページ(https://www.cdp.net/en)をご覧ください。

当社の概要報告書はこちらからご確認いただけます。